STORY

ストーリー

はじめまして。
一級建築士の寒川 玲子です。

空間デザイン心理学®※で、住まいで一人でも多くの方を幸せにしたい!

私はこんな想いで仕事をしています。
私自身の経験した人生から、この想いにたどり着きました。
ここで、その私の経験をシェアしてみたいと思います。

※空間デザイン心理学は、空間デザイン心理学協会の商標です。

寒川 玲子

趣味は夫の攻略法を考えること。
夫が巨人の星の星一徹のような扱いづらい人で、 どうやって気持ちよく過ごせるかが永遠のテーマです。
得意料理は『餃子』。

ずっと「建築設計」の仕事が好き

大学から建築学科で、住居系の研究室で大学院まで行きました。
卒業後、設計事務所に勤務し、ずっと建築設計の仕事をしてきました。

その後、結婚した私は出産を機に2000年に個人事務所を開設しました。
子どもとの時間も大切にしたいと思っていたので、長らく夫の扶養の範囲で細々と仕事をしていました。

子供が高校生になると自分の時間もできるようになって、大手リフォーム会社の委託設計士となり、住まいのリフォームの仕事をするようになりました。
委託の仕事は完全出来高で、契約が収入に直結するのでやりがいもあります。
リフォーム後には、お客様がきれいになった住まいを見て喜んでいただけます。
それがうれしくて、この仕事にやりがいを感じています。

難しい「仕事」と「家庭」のバランス

この仕事が好きなのでどんどん案件を増やしていきました。
平日は帰りが遅くなり、土日も打合せに出かけるようになりました。
家族との時間が減り、夫婦の会話もなくなっていきました。

そうすると、時間のすれ違いがこころのすれ違いになっていきました。
夕食が遅くなることに文句を言われ、ドアの開け閉め方が雑とか、しゃべり方がうるさいとか、家にいるときの行動についてうるさく言われるようになりました。

別居を考えるまでに...

そんな折、家を買おうということになり、物件の内見に行くことになりました。
ある物件を内見した時、こう思いました。
「もしここに住むことになったら自分は居ないな・・・」
住んだとしても、自分がキッチンの窓から外を見て泣いている姿しか想像できませんでした。
その晩、夫から購入したいと話をされましたが、それなら別居したいと切り出しました。
でもその時は、息子が就活中の時期。
半年間は冷却期間にしようということになり、私はその半年の間に経済的自立をしようと思いました。

『空間デザイン心理学』との出会い

2020年コロナの自粛期間の時です。
仕事のお打ち合わせもできず、家で仕事に役立つことをネット検索していました。
そこで『空間デザイン心理学®』に出会いました。

そのヒアリング法は、お客様の本当のニーズを引き出すことができ、成約率が上がるというものでした。
これだと思い、空間デザイン心理学®を学び始めました。
その中で人には生まれ持った特性があることを知りました。
例えば、カフェのように周りに音や人がいても勉強や仕事に集中できる人もいれば、図書館などのように静かなところでないとできない人がいます。
それはその人が音を遮断できるかできないか、もともと持っている特性なのです。

『空間デザイン心理学』が与えてくれた気づき

それを知った時、夫が口うるさく言っていたことは全て音のことだと思い当たりました。
ドアの開け閉めの音、食事中の食器の音、声の大きさ。
夫にとっては音がストレスになっていたので、それを怒っていたんだということが理解できました。

人生が変わる体験

そんな時、不動産屋さんが別の物件の情報を持ってきてくれました。
離れた部屋がある間取りで、これなら音に敏感な夫と過ごせそうだと思いました。
内見して気に入ったので購入を決め、住みだしたのですが、夫のストレスも減り劇的に夫婦仲が改善されました。
引っ越してからは、夫婦二人で食事に行くまでなりました。

私は住まいで人生が変わりました。
その住まいに関わる仕事をしているので、一人でも多くの人を住まいで幸せにしたいと思っています。